難解なゲームであればあるほど、達成感は大きい

僕は高校から大学までずっとラグビーをやっていて、「卒業後もラグビーができたらいいな」と思っていました。そんなとき、たまたまTOSENから「うちでラグビーをやってみないか?」と誘ってもらったことが、入社のきっかけでしたね。

僕はラグビーにおいては“経験者”だったものの、社会人としてはいわば“ピカピカの1年生”。ましてや溶接はまったくの未経験で、最初は不安もありましたが、先輩たちがすごく親切に教えてくださったので、ラグビーのみならず仕事の面でもすぐに打ち解けることができました。もちろん、ひと言で「溶接」といってもいろいろな種類があって、すぐにできるようになるものもあれば、長年の訓練を経てよくやくできるようになるものもあります。ただ、例えばゲームでも、簡単なゲームをクリアしたときより、難しいゲームをクリアしたときのほうが喜びや達成感は大きいですよね。溶接という仕事もそれに通じるところがあると僕は思います。

後輩の成長が、自分のことのように嬉しい

現在はマネージャーという立場で生産ユニットを率いていますが、そんな僕にとってのいちばんの喜びは「後輩たちの成長」です。後輩たちが積極的に仕事をやってくれる姿を見たり、かつての僕と同じように溶接未経験でこの会社に入ってきた若い仲間たちが新しいことをやり遂げる姿などを見ると、まるで自分のことのように嬉しくなります。

この会社に入って溶接を始めて20年以上が経ちますが、職人の世界にゴールはありません。まだまだ自分は成長できると思っていますし、もっともっと成長しなければいけないとも思っています。そのうえで、ともに働く仲間たちの成長は、励みでもあり、刺激でもあります。これからも仲間たちと切磋琢磨しながら、“個の力”と“チーム力”の両方を高めていきたいと思います。

“個人戦”ではなく“チーム戦”。だから、面白い 未来の仲間へ一言

僕は一緒に働く仲間のことを“家族”のような存在だと考えています。数多くの会社があるなか、同じ時代に、同じ会社で働けるということは何かの“ご縁”ですし、そんな“ご縁”を僕は大切にしたいと思っています。「鋳造工」という仕事は専門職というイメージが強いかもしれませんが、誰もが最初は未経験。まずは「元気」や「一生懸命やりたい」という思いがあれば充分です。ときに先輩として、ときに家族として、チーム全員でできる限りのサポートをしますので、ぜひ気軽にご応募ください。お待ちしています!